武生ルネサンスの絵暦をご愛用いただいてありがとうございます。
故郷の歴史、文化にこだわった絵暦を発行し続けて18年目の今年は、COP10が名古屋で開催されたこともあり、越前市の生物多様性をテーマに作成しました。
私達とともにこのまちに住まう生きものたち、身近な存在だったはずの生きものたちが、いつしかレッドカード（絶滅危惧種）に指定されてはいますが、ここに取り上げました多くの生物が、この越前ではまだ健在であることを知り、改めて自然環境を守っていくことの大切さ感じました。この豊かな自然こそが一番の宝かもしれません。
自然界の生物は月の満ち欠けによってその生命維持が行なわれている場合が多いようです。私達人間も地球上に住む生物の一員として、月の満ち欠けをもとに作られている旧暦に沿った生活をしてみることが、自然保護に繋がるかもしれません。
日ごとに変わる月の形を楽しみながら、人間以外の生きものたちにも思いを馳せていただければ幸いです。